SDGs

2024.06.05

集成材の製品検査も兼ねた工場視察にお施主様と行ってきました。

 先日現在施行中の奈良ヤクルト販売株式会社本社建替計画で構造に使用する集成材の製品検査も兼ねた工場視察にお施主様と行ってきました。本現場では地元奈良の杉の集成材の柱を多く使用します。今回見せていただいたのは十津川村産の杉でした。
 
 午前中は五條市にあるトリスミ集成材(株)様で集成材が出来上がる工程やまた管理方法、試験方法などを見学し、午後からは(株)大紀様で原木からラミナを作成する工程を見学しました。最後に吉野川沿いにある中吉野木材市場に寄り、何百本と並べられている吉野杉、檜の原木を見学しました。
 集成材が現場に入るまでの川下〜川上までの流れをお施主様含め、設計会社、施工会社、関わっている全員で体験し、共有しました。建物の表面だけなく、裏側の工程、ストーリをお施主様と共有する重要さを改めて実感する一日でした。ご協力いただきました皆様ありがとうございました。